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「癌だましい」から考えた、私にとって片付けるということ。

小林 ゆう

先日NHKのニュースで第112回文學界新人賞を受賞した「癌だましい」の
筆者である山内令南さんの半生を追った特集を見ました。

自らも癌を患い、死去する直前までペンを握り書き続けていたそうです。
意識が朦朧としてしまうからと、鎮痛剤の投与を拒否しながら…。

生きること=書くことであるという彼女の姿を見て
私の命はもう長くない…となった時に、私は何をしたいだろう…と考えたら…。

「おうちつくりと片付けだなぁ」

ストンとそう思いました(笑)。
私、家を整えるの心底好きなんですね…改めて気がつかされました。

もう、長くないんだよ、と言われたら、
自分のイメージする理想の空間になるように壁に珪藻土塗ってるかもしれません。


娘が小学校に入学した時から本格的に着手しはじめた
「おうちつくり」。
娘は4年生になったので、もう4年目になります。
大分、無駄なく過ごせるようになってきました。

私の片付けは、気に入ったものを揃えて、不要なものを
少しずつ使い切ったり、譲ったりして処分していくというスタイルです。
「捨てる」という行為は、簡単にできちゃうけど
ダイエットと同じで、結局リバウンドしてしまう気がします。

不要なモノを少しずつそぎ落としていくうちに
自分が大切にしたいものがハッキリと見えるようになってきました。
本当に必要かどうかをしっかり見極める気持ちの余裕も生まれました。


そして、大切にしたいものが分かるようになってからは
お店で衝動買いをしてしまうこともめっきり少なくなりました。


これは、娘から学んだことでもあります。
娘は本当に小さい頃から、「自分が欲しいもの」というのがハッキリしていて
本当に必要なもの以外は「欲しい」と言わないのです。
それはもう1歳くらいの物心がつくかつかないかくらいの頃から。

おもちゃ屋さんに連れて行っても、そこに本当に欲しいものがなければ
全く興味なく、お店を後に出来ちゃうのです。
その代わり、欲しいものを見つけた時には
確実に手に入れるというしたたかさを兼ね備えていましたが(笑)。


「ああ、本当に欲しいものがハッキリしていれば、余計な物欲って生まれないんだ」


ってこと、小さな小さな娘から、教えてもらいました。


片付けるということは、モノを左から右へ動かしていくことではないんです。
大切なものを、自分に本当に必要なものをしっかりと見つけ出すことなんですよね。

あなたの人生にとって不要なものに囲まれてしまうと
いざという時、本当に大切なものを見つける目が濁ってしまうのかもしれません。


私もまだまだ試行錯誤の状態ですが、
片付けるって、そういうことなんだろうなぁと思います。
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Posted by小林 ゆう

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