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気持ちを伝える時は目を見るのヒミツ。

小林 ゆう

Natureに載っていた
「脳の扁桃体に損傷をもつ患者は、相手の顔から恐怖を読みとることができなくなる」のはナゼなのかという研究。

人は、相手が怒っているのか喜んでいるのか、はてまた楽しんでいるのか悲しんでいるのか?
ということを常に読み取りながら対応しているのだけれど、
扁桃体に損傷がある被験者は、相手が恐怖を感じているかどうかがわからなくなってしまうのだそうです。

その被験者の眼球運動を調べると、相手の目を見ることができなくなっていて、
人の目を見るように指導されると、恐怖認識は正常に戻ったという研究でした。

大切な話をする時に、「目を見て話しなさい」とか、
「ママの目を見て」なんて言うのも、
知らず知らずのうちに相手に気持ちを伝える為の有効な手段を使っていたんだと納得。

他人の感情の認識は、目からだけでなく、
声のトーンや顔のその他の筋肉の動きなど、
様々な要素を合わせて得られるのだと思うのですが、
1歳11ヶ月の娘は、怒っても「忍法聞こえない振り!」をしたりするんですよね、
困ったコトに…というか、ちょっとその素振りが面白くて、怒っていてもプププと吹き出しそうになっちゃうのですが(笑)。

だけど、「これはちゃんと聞いて欲しい!」という時は、顔をこちらに向けて目を見ると、
ふざけていてもあっという間に、真剣な雰囲気を読みとってくれます。

昨日公園で、娘と同じ月齢の男の子のママが、
先が尖っている棒をもって遊ぶのを「あぶないから止めなさい」といくら言っても聞かないのに怒って、パシッと叩いていたのですが、
目を見て伝えたら、叩く前に止めさせるコトもできたのかもなぁって思ったり。

誉めてあげる時も、一緒に喜ぶ時も、目を見て自分の気持ちをたっぷりと伝えてあげることができたら良いですね!

Nature 433, 68 - 72 (06 January 2005) A mechanism for impaired fear recognition after amygdala damage RALPH ADOLPHS, FREDERIC GOSSELIN, TONY W. BUCHANAN, DANIEL TRANEL, PHILIPPE SCHYNS & ANTONIO R. DAMASIO
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Posted by小林 ゆう

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